ハンドメイドを仕事にするメリット

ハンドメイドで暮らす

こんにちは。achaです。
OvalHomePlanetという小さなドライフラワーショップを運営して暮らしています。

今日はちょっと軽めに。
(まだまだブログを書くのに慣れず肩が凝ってきましたので😆)

ハンドメイドで暮らす私が、「この暮らしでよかった!」と思う点を挙げていきたいと思います。

コロナ禍で副業を始めたり、専業主婦の方などで少しずつ在宅ワークを始めたりする方が増えていると聞きました。
そこで、「ハンドメイドをお仕事にするってオススメですよ♪」という点をご紹介したいと思います。

個人で仕事をすることのメリット

自分のペースを大切にできる

まずはこれ。
雇用されて働く場合、マイペースで仕事をするというのはなかなかに難しいものですが、個人で働くのであれば仕事量や時間をある程度自分で自由に調整できます。
例えば、どうしても嫌な仕事は「やらない」という選択をしたり、体力的・精神的に辛い時は仕事量を減らすことも可能ではあります。
もちろん裏を返せば全てを自分でうまくコントロールしなければならないとも言えるのですが。

自分のペースを守り無理をしすぎないということができるというのはとってもストレスフリーでありがたいですね。

人間関係のしがらみが少ない

私は大学を卒業してすぐサラリーマンとして就職しました。でも、ほんとに自分には合ってなかったなと思います(笑)
上司や先輩に媚びたり、嫉妬したりされたり、仕事後も飲み会だ交流会だと駆り出されたり、成績を比べられたり、嫌味を言われたり、でも無理して取り繕ったり。
仕事は面白かったけれど、そういう世界が苦手な私には本当にストレスだらけでした😭
もちろん、自分の性格が特に向いていなかったんだということもよくわかっていますし、そういった環境で楽しくお仕事をされている方々はたくさんいらっしゃいますし尊敬します。

でも、この仕事を始めてみて「こんな働き方もあるんだ!」ということを知りました。
個人で仕事をしていると自然体でいられる時間がとても多く、やはりこういう面でもストレスフリーだなぁと感じます。

定年がない

私の中でとても大きいのがこれ。やろうと思えば一生の仕事にできるということですね。
2020年の日本生命のセカンドライフについてのアンケートでは、全世代の64%の方が「定年後も仕事を続けたい」と回答しています。
私自身、おばあちゃんになってもできる範囲でお花の仕事に携わり、欲しいと言ってくださる方に手にしていただき、細々とでも収入を得ていけたらいいなと思っています。
だから、今はそのための長〜い基盤作りと言ってもいいかもしれません😆

今のところは副業としてハンドメイドをやっているけれど、将来的にはこれ一本にしていくつもり…というのもアリですよね!

在宅で仕事をすることのメリット

家事や子育ての合間などの空き時間に仕事ができる

ハンドメイドって自宅でされる方が大半だと思いますが、やはりこれですね。家事や育児をしながら、空いた時間で取り組むことができるので始めやすいです。
ただお子さんが小さかったりすると慣れるまでは思い通りにいかない(というかやろうと思っても何もできない😅)のが普通なので、少しずつ始めていくのがオススメです。

私のこのブログも、夜5歳の息子を寝かしつけた後にベッドの横で息子の寝顔を見ながら書いています。

家族に手伝ってもらえる

困った時や忙しい時に誰かに手を貸してもらうことができると助かりますね。
ハンドメイドとひとことで言っても、作品を作るだけではなく例えばネットショップへの掲載、宣伝、梱包、発送、レビューやお問い合わせの返信、経理…など実にたくさんの仕事があります。
とは言え、単価が低くなりがちなハンドメイド業界では誰かを雇って仕事をしてもらうというのも難しいものですよね。
そんな時、もし家族に手伝ってもらえることがあればかなり助かります。

私は特に梱包作業が大変な繁忙期(母の日・年末)とイベント出店の時には家族に助けてもらっています。

喜びを家族と共有できる

初めて作品が売れた時、とっても嬉しくて思わず夫に報告した時のこと、よく覚えています。
そして今でも「この作品どうかなー?」とか「新しいの作ってみたよ!」とか言いながら家族に見せてます。もちろん購入してくださる方が現れた時には家族に報告したりして喜んでいます。

イベントに出店する時には家族に手伝ってもらうことが多いので、たくさんお客様が来てくださった時には皆で喜んだり、楽しかったイベントの余韻に皆で浸ったりしています。

子供に親が働いている姿を間近で見せることができると、仕事内容を理解してもらったり、親が家事・育児以外のところで社会とつながって充実した毎日を過ごせているということを伝えられるのも良いことですね。

家族の突然のハプニングに対応しやすい

特に小さな子供がいるとあるあるなんですが、家族が体調を崩した時などに仕事の調整をしやすいですね。
看病は昼間にして、仕事は夜に回す…など多少無理が必要になったり、代わりに仕事をこなしてくれる人がいないので自分でなんとかしなくてはならないという苦労もありますが、「会社に迷惑をかける」…という気負いなく調整をすることができます。

ものづくりを仕事にすることのメリット

承認欲求が満たされる

自分が作った作品を誰かに見てもらえて、しかも褒めてもらえるとめちゃくちゃ嬉しいものです。
大人になると褒めてもらえる機会って減りませんか?私は減ったなーって思います😅
でも、SNSやショッピングサイトなどに作品を載せて、一人でもいいね👍や❤️をつけてくれる人がいれば自分自身が認めてもらえたような気がして元気ややる気が湧いてきたりします。
そういう意味で私にとって皆さんからいただく❤️やコメント、レビューやメッセージなどは心の栄養なんです(本当にありがとうございます!)。

誰かに作品を認めてもらえるのは、精神面では作品が売れる・売れないよりもっと重要かも!

誰かの笑顔を生み出せる

イベントやおうちshopではお客様の喜ぶ顔を間近で見ることができますが、ネット販売でもお客様からメッセージやレビューなど本当にありがたいお言葉をいただくことがあります。
そんな時はその笑顔やメッセージを思い出しながら白飯10杯いける!ってくらいとってもとっても嬉しいです😆
自分の作品が一人でも誰かを喜ばせたり幸せな気持ちにすることができたとしたら、胸を張って「これが私の仕事です」って言っていいのではないかと思うのです。

アイデアを形にすることの喜びや達成感を得られる

私は常に「次は何を作ろうかなー」って頭の中で考えてたりします。

創造は過去と現在とを材料としながら新しい未来を発明する能力です。

与謝野晶子「婦人も参政権を要求す」『激動の中を行く』

私は与謝野晶子さんのこの言葉が好きです。
私の仕事でこんな言葉を引用するのもおこがましいかもしれませんが、でも好きなんです。

私は誰かが生み出した作品のそっくりさんを作る…というのが好きではなくて、できるだけ誰も作っていないようなものを作りたいといつも思っています。

だから、こんなのはどうだろう、あんなのはどうだろう…と考えをめぐらすのが日常で、そしてその作業がとっても楽しいです。
それを形にするのは難しく、失敗することも凹むことも多いですが、うまくいった時の喜びは格別です。
自画自賛!でもいいんです。達成感だけでも元気になれるのですから😊

ネット販売をすることのメリット

自分のペースで対応できる

ハンドメイド作家さんは実店舗を持たずネット販売やイベント販売、委託販売などをされている方も多いですね。
特にネット販売は営業時間が特に決まっていないことが多く、購入や問い合わせがあっても即対応が必須ではありません
作家さんによってはチャットみたいにすぐお返事をなさる方もいれば「夕方対応」とか「翌日対応」などとされている方もいらっしゃいます。
自分のペースで仕事を進めやすい個人事業ですが、特にネット販売は常に自分の姿を見られているわけではないので自分のペースを守りやすいと言えますね。

一呼吸置いてから返信できる

どんな仕事でもそうだと思いますが、たまにはイラッとしたり落ち込んだりすることもありますよね。
そんな時つい態度に出してしまうと、周囲に心配をかけたり悪印象を与えてしまったりする可能性もあります。
でも、ネット販売なら一呼吸置いて気持ちを切り替えてから対応するということが可能です。

実は私もSNSのメッセージやminneなどのお問い合わせを見て心がザワっとすることがたまにあるんです。
でもそこで反射的に返信せず、一呼吸置いてから丁寧に返信することで丸く収まることが今までもたくさんありました。
その度に
「あー、ネット販売でよかった😅!セーフ!」
って思うんですよね笑

家賃がかからない

店舗を構えるとなると高額の家賃が発生することが多いと思いますが、インターネット上の店舗であればショッピングサイトの利用料や販売手数料などで済むためかなり負担が低くなります。
また、サイトの維持費やリニューアルも実店舗に比べると低コストで済みますね。

固定費が安いというのはリスクが低いということにつながるので、事業を行う上での不安も軽減しますよね。

コロナ禍でも販売数が落ちない

私のお店でも、今回のコロナ禍では店舗に来てくださるお客様は減りましたが、代わりにネット販売の方はかなり好調となりました。
特に第一回目の緊急事態宣言の外出期間中は全国的に通販サイトの利用が増加しましたが、宣言解除後も利用が多いままで、全世代でデジタルシフトが進んだと言われています。
特にハンドメイド作品はもともと比較的ネット販売をしやすいものが多いですね。
今後ネット販売を取り入れていく作家さんはますます増えていくと思われます。

人見知りでも大丈夫

何を隠そう人見知りの私ですが、オンライン上だと緊張しないで(文字で)話すことができます。
人見知りさんには特に、まずはネットでの販売から初めるのもオススメです。

その他

お客様や同業者さんにいい人が多い

ハンドメイドを愛するお客様や作家さんには素敵な方が多いなぁと思います。
これはお世辞とかではなく本心で、実際にお店に来てくださるお客様は本当にいい人ばかり。
変なお客様とトラブルになって困った!同業者さんに嫌がらせされて辛い!なんてことが無くて恵まれているなぁといつも思っています。

仕入れでストレス発散!?

これって私だけかもしれないんですが、買い物ってある意味ストレス発散なんですよね。
でも、この仕事を始めてから「買い物欲」みたいなのが常に満たされてる気がするんです。
というのも、仕入れでお花や資材を買う(市場で買ったりAmazonなどでポチったり)だけで十分心が満たされるんです。
新しい材料を買う時に「次何作ろうー!?」って考えるだけでワクワクして楽しいですし、キレイなお花や材料を手に入れるだけでホクホクな気分です。
そのため日常生活で余計なものを買ってしまうことが減った気がします。

まとめ

うわー!軽く書こうと思ったのに、めちゃくちゃ長くなってる💦笑

…ということで、副業でも本業でも、
とにかくハンドメイドを仕事にするってこんなにオススメなんですよってことです!😆

思い出したらまだまだ足していきたいと思います。
「こんないいことがあるよ〜」ってのがあればコメント等でぜひ教えてくださいね。

 

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